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Martin OOO-18GE(2006年製) |
ペグはゴトーのオープン、ナットとサドルは牛骨。
ナット幅は1930年代のマーティンの標準仕様であるワイドネックの44.5mmです。
トリプルオーサイズですので、ネックはショートスケール。
ネックシェイプは30年代仕様のModified Vですね。
オーセンティックも同じネックシェイプですが、ゴールデンエラは、若干、細身に作られているようで、とても握りやすく感じます。
ちなみに、オーセンティックとの違いですが、ロッドはTバーロッドではなく、アジャスタブルロッドが使われています。
高い品質と素晴らしい音色。
そして抜群のコストパフォーマンス!
ということで人気のモデルではありますが、私的に注目して欲しいのは、、、
- 現代的な演奏にも適合できる弾きやすいネックシェイプ
- 細かい調整が可能なアジャスタブルロッドの採用
といった、実用性の高さなんですよね。
そして、アディロン・マホの組み合わせをもっともコストパフォーマンス高く、楽しめるモデルという位置づけも魅力だと思います。
まさに、プリウォーマーティンと現代技術が融合した、素晴らしいギターです。
ちなみにこの「000-18GE」ですが、、、
残念なことに、2013年に生産が完了してしまったそうです。
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