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メイドイン御茶ノ水「Hobo's Works」をオーダーする②  材選び編

今回はみんな大好き「材」選びです。 自分の目で見て、自分の手で触って、 完成した時の音をイメージしながら材を選ぶ。 これはオーダーした人だけが楽しむことが できる至福の時間ですよね。 この材選びについても、 メイドインお茶の水 ならではの魅力に気づきました。 普通、ギターをオーダーする場合、 オーダーすると決めた時点での在庫の中から 材を選ばなくてはいけませんよね。 納得のいく材がなかったとしても 「やっぱり、注文やめます」とはなかなか 言える雰囲気ではありません。 でも、メイドインお茶の水の場合だと、 ふらっと楽器を見に来たついでに、 たまたま良い材が入荷していれば、 そのタイミングでオーダーできるわけです。 まるで楽器を選ぶように、 材を選ぶことができる。 これって、画期的なことだと思いませんか? これは製作者側にもメリットがあって、 普通はどんなオーダーが来るかわからないから、 様々なバリエーションの材を確保しておく 必要があるわけです。 材の選択肢が少ないと、そもそもオーダーが 来ないかもしれませんからね。 そして、在庫をたくさん抱えると言うことは、 いつか売れ残った材を使わないといけない日が 必ずやってきます。 ギター作りも商売ですからね。 でも、せっかくオーダーするのであれば、 残り物ではなく、自分自身で納得して選んだ 材でギターを作りたいですよね。 また個人ではなく、店舗としてギターを 製作しているということで、 いろいろメリットもあるようです。 良い材の入手経路は企業秘密、 トップシークレットなわけですが、 国内外を問わず、メーカーや個人製作家と 繋がりがあることで、様々な入手経路を 確保できているようです。 今回、「良いマホガニーがありますよ」と 紹介された材は、国内某所にて 40 年以上も 自然乾燥された最上級のものだったと 聞いています。 以前紹介した 1935 年製の「 Martin 0-17 」でも 感じたことですが、上質のマホガニーからは 驚くほど素晴らしい音色を奏でますからね。 トップ材についても、 海外のトップルシアから 入手した 最上級のアディロンダックスプルースを 選んでいます。 製作家の岡さんから、この材の特性について 丁寧な説明をしていただき、友人も納得して 材を選ぶことが できたようです。 我々素人が材を選ぶ際には、どうして