壁一面に保管されたギターの型、型、型。 まず驚いたのは「 ギターの型の多さ 」でした。 きっと、たくさんのお客さんからの要望に応えているうちに、 これほどまでの種類の型が揃ったのでしょうね。 これは、顧客からの 鷲見ギターへの信頼の高さ を物語っているなと感じました。 そして、鷲見さんの尽きることのないギターへの探究心が そうさせているのだろうなとも思いました。 また「 素材の豊富さ 」にも驚かされましたね。 工房の近くで保管されているのですが、木に書かれた購入日のメモを見る限り、 丁寧にじっくりと自然乾燥させている ようでした。 なるほど、だから 鷲見ギターは新品でも音が良い んですね。 また、十分に乾燥させることで、木材も変形しにくくなるので、 トラブルが少なく、丈夫で長持ちするギター ができるのだなと。 まだまだ乾燥に時間がかかるようですが、 コア、アフリカンブラックウッド、マダガスカルローズ、ホンジュラスマホガニーなど、 書ききれないくらいの素晴らしい材を保有されていました。 特に、アフリカンブラックウッドには自信ありとのことでした。 というよりも、自慢のアフリカンブラックウッドを使って、 もっとたくさんギターを作ってみたいというご様子でした(笑) 何本か試奏させて頂いたギターもどれも素晴らしくて、 とても良い経験をさせて頂きました。 特に、奥様のために作られたという インディアンローズウッドのシングルオーは驚きの音色でした。 10年であそこまでのビンテージ感を出せるなんで、本当に凄いなと。 鷲見さん、いろいろとありがとうございました。またお邪魔させて下さい!
マーティンのアコースティックギターの話題を中心に、マホガニーの魅力について語るブログです。