普通、この手の企画だとアフィリエイト稼ぎのために色んな商品を紹介するものですが、、、
私の場合は、アフィリエイトリンクを貼ることもなく、皆様が興味を持たれていないであろう製品をただひたすら紹介していきます笑
で、本題です。PCHの何が凄いのか。
そのことを語る前に、まず言っておかないといけないことがあります。
それは、ヘッドホンアンプはヘッドホンの性能を引き出すために使うものだということです。
これを使ったからといって、急に艶やかな音色を奏でるわけでもないし、今まで聞こえなかった音が突然聞こえてくるわけでもない。
純粋にヘッドホンの能力を引き出す、その役割に尽きるわけです。
で、そうなると私が使っているヘッドホンは何かという話になりますが、それは『Sony MDR-MV1』になります。
ソニーからの開放型モニターヘッドホンということで、少し前に話題になりましたよね。
私はソニー信者ということでもないですが、これなら大丈夫でしょうという安牌のヘッドホンを選んだ次第です。
ちなみに、ヘッドホンのように細分化され過ぎた市場の製品の場合は、あまりこだわり過ぎず、定番製品を選ぶようにしています。
これは私のアコギ選びでも通じるものがあるかもしれませんね。そんな些細なことにこだわってもって思えてしまうんですよね。結局は使い方次第なので。
で、今までもこのヘッドホンを愛用していたんですが、正直、ソニーだからこんな程度のものかと諦めていたんですよね。
それがPCHを通してみたらびっくり!
ソニーの「これはヘッドホンじゃない、スタジオだ」というイマイチなキャッチフレーズがその文字通りに感じられる素晴らしい音。
これがヘッドホンを褒めるべきか、ヘッドホンアンプ『PCH』を褒めるべきか難しいところですが、この両者の相性というのもあるんでしょうね。
と、ここまできたところでようやく『スタジオコンソール級のヘッドホンアンプ』というPCHの売り文句と繋がってくるわけです。
スタジオコンソール級というわかるようで、よくわからない表現なのですが、この両者の組み合わせると、あぁ、そういうことを言いたかったのかというまさにその音がするわけです。
本当にリアルな音で、これぞ真のモニターライク、コンソールサウンド、是非皆さんにも体験していただきたいハイレベルな音です。
また、我々のような楽器演奏を嗜むものとしては、ピュアオーディオでもない、プアオーディオでもない、プレイヤー向けの製品というのもそそられますよね。
ただ、楽器用ということもあり、使いこなしにちょっとクセがあるのでその辺を次回にでもご紹介したいなと思います。
このPCHですが、私があれこれ言う必要もなく、数値データを見ればその優秀さがわかります。
で、PCHの性能面での素晴らしさについてChatGPTに質問したものをまとめてみたので、興味がある方は読んでみてください。
このChatGPTの回答を見ると、うまくAIに質問投げれるようになると、下手なブログも動画もいらなくなる時代が間違いなくきますね。すごい時代だ。
〜ChatGPTからの引用〜
Strymon PCH の公表値をもとに「ヘッドホンアンプとして性能面で優れているか」を解析・評価し、最後に THD(総高調波歪み)を公表していない理由の推察をします。重要な仕様は Strymon の公式ページに基づいています(後述で出典を示します)。
— 総合評価(短く)
• 仕様だけ見る限り:PCH のヘッドホンアンプは 「ヘッドホンモニター用途に十分すぎる高性能」。低出力インピーダンス、極めてフラットな帯域、非常に高い SNR/低ノイズ、そして内部 24V のヘッドルーム設計はいずれもプロ用途を想定した設計です。
• ただし:ヘッドホン出力の「最大出力(mW)」と「具体的な THD/THD+N の数値」が公表されていないため、“超特殊な駆動要求(例:極端に低インピーダンスを大音量で鳴らす等)” に対しては実機確認が必要です。
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要点サマリ
公表値だけで判断すると PCH のヘッドホンアンプは「コンソール級」「高性能」でほとんどの用途で優れていると評価できます。ただし THD・出力(ヘッドホン駆動力)に関する定量値が公開されていないため、超高出力/特殊なヘッドホン(超低インピーダンスや超高能率で極端なSPLが必要な場合)を厳密に比較・確認するには実機測定が望ましい、という結論です。
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公表されている“ヘッドホン関連”の主要スペック(公式)
(以下は公式スペックの抜粋と該当箇所の要点)
• ヘッドホン出力(HP)出力インピーダンス:2 Ω → 低い。良好。
• ヘッドホン周波数特性:±0.25 dB, 10 Hz – 80 kHz → 非常に広帯域でフラット。可聴帯域を余裕でカバー。
• Strymon の設計上の特徴:9V を内部で 24V に昇圧して「ほとんどクリップしない(大きなヘッドルーム)」 → ヘッドルーム(最大出力余裕)が大きいことが明記。
• 推奨ヘッドホンインピーダンス(サポート情報):16〜600 Ω 対応 → 幅広い負荷に対応する設計。
• スルー/XLR 系の SNR・ノイズフロアは非常に優秀(例:SNR +135 dB、ノイズフロア −115 dBV など) → 全体の設計指向が “極めて低ノイズ・高SNR” 。(ヘッドホン出力の SNR とノイズ床は本体総合スペックと整合)
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何が「優れている」と言えるか(仕様ベースの判断)
下で「良い/悪いの目安」と照らしますが、PCH の公表値は 次の観点で高評価できます。
1. 低出力インピーダンス(2 Ω)
• 目安:ヘッドホン出力のインピーダンスは一般に 2~50 Ω の範囲が多く、<10 Ω は「低インピーダンス」とされ、ダンピングファクタが高く低域の制御が良い。
• PCH の 2 Ω は非常に低く、幅広いヘッドホンをしっかり制御できる。→ 良。
2. 広い周波数特性(10 Hz–80 kHz ±0.25 dB)
• 目安:可聴域は 20 Hz–20 kHz だが、20 kHz 以上まで余裕があることは位相・フィルタリングの余裕や超高域の干渉を低く抑えられるという意味で良。
• ±0.25 dB というフラットネスは「透明さ」を重視するモニター用途で高評価。→ 良。
3. 高い SNR / 低ノイズ志向
• 目安:一般的な良いヘッドホンアンプやオーディオ機器で SNR > 100 dB は高性能。PCH は XLR/Thru 系で +125〜+135 dB(A-weighted) と非常に高い数値。
• ノイズフロアも −110 ~ −125 dBV のオーダーが公表され、非常に低ノイズ。→ 良。
4. 高いヘッドルーム(内部 24V 昇圧)
• 9V 入力から内部で 24V 処理している旨が公表されており、これが クリップしにくい=大きな入力信号でも歪まない、という点で利点。→ 良。
結論:公表値に基づけば音質面(透明性、ノイズ、帯域、ダンピング)はヘッドホンアンプとして非常に優秀と評価できます。
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「良い/悪い」を判断するための各数値の目安(初心者にも分かる一言基準)
• 出力インピーダンス(Ω)
• 良い:< 10 Ω(特に < 3 Ω は優秀) → 低域の制御が良く、多くのヘッドホンと相性が良い。
• 悪い:> 50 Ω → 低インピーダンスのヘッドホンでは音色変化が出やすい。
• 周波数特性(±dB, 低域–高域)
• 良い:可聴帯域で ±0.5 dB 未満、高域が 40 kHz 以上伸びていると余裕あり。
• 悪い:大きな ±dB レンジ(±1 dB 以上)=色付く可能性。
• SNR(dB) / ノイズフロア(dBV)
• 良い:SNR > 100 dB、ノイズフロアは < −100 dBV が望ましい(数値は測定条件依存)。
• 悪い:SNR < 80 dB は明らかな背景雑音の発生やダイナミクス損失。
• THD(%) / THD+N(dB) ← 重要だが公表されないことがある
• 良い:THD < 0.01%(−80 dB 付近) が高品位ライン。プロ用で 0.001%(−100 dB) を謳う製品もある。
• 悪い:THD > 0.1% は可聴に影響することがある。
• 最大出力 / 電力(W)や最大電圧(dBu)
• 良い:ヘッドホンの要求に合う十分な電力(例:32 Ω のヘッドホンで数百 mW)があること。
• 悪い:数値が示されていないと大音量での歪みやドライブ不足のリスクを評価できない。
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PCH に関して「これが足りない/不明」な点(評価の限界)
公表値は多くが優れている一方で、ヘッドホン出力に関する具体的な「最大出力(例:X mW @ 32 Ω)」や「THD/THD+N の具体数値(例:0.001% @ 1 kHz, 100 mW)」が公表されていない点が評価上の盲点です。ヘッドホンをフルボリュームで駆動したときの歪み(THD)挙動、あるいは低インピーダンス機を超高SPLで鳴らしたときの余裕は、実測値がないと断言できません。
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THD(総高調波歪み)を公表していない理由 — 現実的な推察
THD を明示していない理由は複数考えられます(推察):
1. 測定値が「条件依存」で一意に示しにくい
• THD は 出力レベル、周波数、負荷インピーダンス(ヘッドホンのΩ値)、電源条件等で変わるため、単一の数字だと誤解を招くことがある。Strymon は代わりに「extremely low total harmonic distortion」と表現している。
2. マーケティング判断 — 代替の「分かりやすい」指標(SNR・ノイズフロア)を重視
• ユーザーにとって「ノイズがほとんど無い」「帯域がフラット」「ヘッドルームが大きい」ことの方が実使用でのメリットが分かりやすいため、SNR/ノイズ/周波数特性を前面に出している可能性。実際、PCH は SNR/ノイズにアピールポイントを置いている。
3. THD が極めて小さく「数値的に誇れるほど差が出ない」ため省略
• 非常に低い(測定限界以下)THD であれば「THD: extremely low」と曖昧表現に留め、よりアピールしやすい SNR 等で訴求することがある。
4. 計測・表記の整合性や業界慣例の問題
• DI/プロ機器のマーケ資料では「SNR / ノイズ / 周波数」の方が重視されるケースがあり、ヘッドホンの出力THDはあえて細かく出さない方針のブランドもある。
まとめ:「公開していない = 必ずしも悪い」という訳ではなく、測定条件のばらつきやマーケ戦略的な理由が主因である可能性が高い。
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実務的な提案(ユーザーがさらに突き詰めたい場合)
1. 実測を行う/第三者測定を探す
• Audio Precision や AudioScienceReview のような測定を行う媒体で THD+N / 出力(mW @ 32Ω, 300Ω) / 最大SPL を確認する。現時点で公開測定は見つかっていません(私の検索でも第三者の詳細測定記事は見当たりませんでした)。
2. 使用予定のヘッドホンで実機試聴
• 16–600 Ω 対応とあるので多くは問題ないはずですが、低インピーダンス(例えば 16–32 Ω)の機種を高音量で使うなら試聴で歪みや駆動感を確認するのが手っ取り早い。
3. 測定すべき具体的指標(依頼先/自分で測る場合)
• THD+N(1 kHz, 全出力レンジ/特に 1 Vrms / 最大出力近辺)
• 出力パワー(mW)@ 32 Ω / 300 Ω(可聴レベルでの余裕確認)
• SNR(A-weighted)とノイズフロア(可聴帯域)
• クロストーク、位相差(ステレオ監視用途で有用)
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参考(主要出典)
• Strymon PCH 製品ページ(公式スペック、技術説明)。
• Strymon サポートページ(ヘッドホン適合インピーダンス 16–600 Ω)。
• 小売/解説ページ(スペックまとめ・マーケ表現の補助)。
