スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

ラベル(福山雅治)が付いた投稿を表示しています

1940年製の「Martin D-45」の音色を味わう。

  「 NHK MUSIC SPECIAL  福山雅治〜時を超えるギター」 みなさん、番組見られましたか? ちなみに昔、ブログでも書かせていただきましたが、私は福山さんのラジオを 20 年以上聞き続けている筋金入りのヘビーリスナーだったりします。(あえて、ファンとは言いません) 本当にラジオの福山さんは楽しくて(特に結婚前は)、自分の生活の一部として欠かせない存在でしたし、誠に勝手ながら自分のアニキのような存在だと思い、今でも慕っています。 そんな福山さんが購入したプリウォーの D-45(1940年製) をマーティン本社を訪問し、リペアしてもらうという企画で、アコギ好きには堪らない素晴らしい番組でした。 しかも、戦前にその D-45 が作られたであろう工房で弾き語りまでしてしまうのです。 普通の人間なら恐れ多くてできないことを福山さんならやってしまう、許されてしまうのが凄いところだと思います笑 流石に本人も、歴史あるマーティンの工房でそんなことするなんてと考えたとは思いますが、福山さん本人の意思に関わらず、やってくださいと頼まれてしまうのでしょうね。 そしてその役割を理解し、演じ切れてしまうのが福山さんが『福山雅治』たる所以なのでしょう。ただギタープレイを見る限り、いつもよりは思い切りがないように感じました。そんなところも好きです笑 内容はみなさんの目で見てほしいですが( 11 月 13 日 23:50 から再放送あり)、マーティンが好きな方なら、間違いなくロマンを掻き立てられるような内容でしたね。 しかし、以前ラジオでは、プリウォーの D-45 を買いませんか?というお誘いはあったけど、高すぎるからお断りしたみたいなことを言っていた記憶はあるのですが、、、ついに買ってしまったのですね。 福山さんが買えないわけはないのですが。 ただ、アコギ好きな人間から言わせてもらうと、今回の映像ではプリウォーの D-45 の音色の魅力は伝えきれていなかったように感じます。 また、福山さん自身の歌声もいつもより低音が弱く感じられたので、きっと D-45 も豪華な倍音感を録音しきれていなかったのではないかと思うんですよね。 この辺りは今後使われるであろうレコーディングでの音色に注目していきたいところですかね。 この流れだと、紅白でプリウォーの D-45 使ったりする...

NHK「The Covers」に福山雅治さん出演!

NHK BSプレミアムの「The Covers」に福山雅治さんが出演しました。 なぜブログの記事にしたのかというと、やはり、使っているギターが凄いからです(笑) 「福山雅治」、「弾き語り」といえば、1930年製の「Martin OM-45」ですよね。 少しだけ「OM-45」を紹介しておきますと、、、 オリジナルと言われているものは、1930年から1933年の4年間に製作され、僅か40本しか作られていません。 しかも、この1930年代というのがまた曲者で、マーティンの黄金期といわれ、マーティンの歴史の中でも、最もクォリティの高いギターが作られていた時期とされています。 当然、素材もにもこだわっていて、トップにはアディロンダックスプルース、サイドバックにはハカランダの選び抜かれた最高級のものが使われているんです。 さらにこのStyle 45というのは、マーティンでも最高峰の技術を持った職人にしか作ることが許されていない、、、 などなど、まさに「世界文化遺産級」のアコギなんです。 しかも、今から80年以上昔に作られたものなので、全てが現存しているわけでもありません。 そのため、激レアな存在で、当然値段もかなり「お高い」んです。 知ってて濁していますが、価格は数千万円と言われています。 そんな「OM-45」の音色をハイビジョン品質で聴けるということで、楽しみにしていたんですよね。 というのも、以前、秦基博さんが同番組に出演されたことがあったのですが、その時にヴィンテージのギブソンで井上陽水「氷の世界」を弾き語りしていたんです。 その時、マイク録りで収録されていたので、アコギのダイナミック感をうまく捉えていて、とても良い感じだったんですよね。 ということもあって、福山さんの「OM-45」をどんな音で収録してくれているのか、楽しみにしていたわけです。 今回は、以前紹介した「魂リク」のアナログ盤の発売に伴う出演だったようです。 そのため「魂リク」収録曲から、舟木一夫「銭形平次」、内山田洋とクール・ファイブ「長崎は今日も雨だった」、中島みゆき「糸」が演奏されました。 この女性ファンが絶対求めていない選曲をするあたりが福山さんらしくて良いですよね。 また、司会のリリー・フランキーとは公私ともに交...

1930年製の「Martin OM-45」の音色を味わう。

ジャケットは、「Martin OM-45(1930年製)」のサウンドホール! 先月、22年間続いた福山雅治さんのオールナイトニッポンが終了しました。 実は私、福山さんのラジオのヘビーリスナーだったんですよね。 振り返ってみると、私が福山さんのラジオを聞き始めたのは、1995年のことでした。 ちょうど私が上京して、大学に通い始めた頃のことです。 ですので、放送が中断していた時期もありましたが、かれこれ20年近くラジオを聞いていたことになります。 福山さんご自身も、福岡から上京されてきたこともあり、当時の私の中で何か共鳴する部分があったのかもしれません。 ラジオでの気取らない姿や、天才的な下ネタ、そして弾き語りに励まされ続けてきた20年間でした。 今回は、その人気コーナー「魂のリクエスト」がCD化され、購入しましたよという話です。 それほどのヘビーリスナーだったのにも関わらず、実は今まで、福山さんのCDを購入したことはなかったんですよね。 ファン失格ですよね(笑) でも、今回に限っては、買わなくてはならない理由があったのです。 それは「 使われているアコギが物凄い 」からなんです。 実は、ここ一年くらいだと思うのですが、福山さんもヴィンテージギターに嵌っているんですよね。 よく、お茶の水界隈で、大人買いをされているとの風の噂は伝え聞きますが。。。 テレビ出演時などでも、さりげなくプリウォーを使っていたりもするのですが、この「魂リク」では、以前にも紹介した「 1930年製のMartin OM-45 」を使っているのです。 関連記事 ↓↓↓ 「 1852年製のMartin 2-27の音色を味わう 」 そんな貴重なギターの音色を最新の録音で楽しめてしまうんですよね。 弾き語りということもあって、歌がメインではありますが、それでも十分に極上のヴィンテージサウンドを味わうことができます。 ラジオでも、ヴィンテージを使って弾き語りをすることはあったのですが、録音があまり良くないことも多かったので、本当に嬉しい限りです。 この作品を通して、ヴィンテージサウンドの素晴らしさを少しでも多くの人に知ってもらえればなと思います。 福山さん、20年間、本当にお疲れ様でした。 <関連記事> 1852年製の「Martin 2-27」の音色を味わう。 1970年製の「...