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(続)コリングスの新作は、パーラーギターだそうな。

コリングスの新作、パーラーギターの追加情報です。  で、今回のパーラーですが、マーティンで言うところの『2サイズ』なんだそうですね。  これはコリングスの今までの最小サイズだったBabyシリーズと同じサイズだそうです。 そもそもBabyシリーズは、OMサイズの3/4くらいのサイズだと言うのは知っていたのですが『2サイズ』だったということは知りませんでした。 つまり、この新しいParlorシリーズは、Babyシリーズを12フレットジョイントにして、スロテッドヘットにし、トラディショナルシリーズで培った技術を注ぎ込んだ、、、  と言ったギターと言うわけですね。 あくまでも推測ですが、 小さいギターにありがちな音が立ちすぎる感じみたいなものが12フレットジョイントにすることで緩和され、適度に柔らかさがでてきたり、、、  スロテッドヘットにすることで、ショートスケールでのテンション感の低下を補い、音量やサステインを稼いだり、、、  これは、Babyシリーズの弱点を補った良い設計かもしれませんね。 と言うよりは、ヴィンテージマーティンの設計の素晴らしさを再確認できたと言うべきなのかもしれませんが。 ついでですが、新しい動画もアップされていたのでご紹介しておこうかと思います。

コリングスの新作は、パーラーギターだそうな。

ビル・コリングスの遺作となったトラディショナル・シリーズに続いて、早くも新作の登場です。  私は小さいギターが好物なのでわかりますが、世の中的には、意外と需要があるんですかね。 そういわれてみると、Blue-Gさんでもパーラーギターを多く仕入れられていましたね。  19世紀ギター的なサイズ感。 美しいボディシェイプ。 小さいギターが好きな私にとってはたまらないものがあります。  作りとしては、 ・トラディショナル・ヴォイシング ・極薄ラッカー塗装 ・ニカワ接着 ・ハンドメイドのコリングス・ケース などなど。  と、トラディショナル・シリーズで得た技術を活用しているわけですね。  過去のモデルでも、ここまで技術を横展開したシリーズはないので、余程、トラディショナル・シリーズに自信があるのでしょうね。  世界的にもトラディショナル・シリーズの評価が高いのかもしれません。  現時点でYouTubeにアップされているのは、オールマホガニーのパーラーギターだけですが、その音色、バランスの良さなどは十分に伝わってきます。  問題は今までのシングルオーサイズと、ベイビーコリングスとのポジショニングですかね。 選択肢が増えることは嬉しいことですが、既に小型ギターを持っている人は心が揺れますよね。 音はホンモノそうなだけに、悩ましい限りです。