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SUMI工房 S-00MC |
「ハンドクラフトギターフェス2014に行ってきました。」の続編です。
試奏をして、とても気になっていたアコギがありました。
それは、SUMI工房さんの「S-00MC」、「S-00LM(ラージサウンドホール)」と、Sakata Guitarsさんの「CW-28B」です。
でも、フェスの会場は盛り上がっていますからね。
残念ながら、アコギの音色をしっかり確認できるような環境ではないんです。
ということもあって、いつか静かな環境で試奏してみたいなと思っていたんですよね。
ある日、友人と楽器屋巡りをしていた時のことです。
本当に偶然なのですが、そのお気に入りのアコギ達と再び出会ってしまったのです。
それは「S-00MC」、「CW-28B」です。
「S-00LM」も他店に入荷されたようなのですが、すぐに売れてしまったそうです。
やはり、いいアコギは足が早いですね。
というわけで、思いっきり試奏してきましたよというお話です。
まず、SUMI工房の「S-00MC」ですが、やはり素晴らしいアコギでした。
トップの赤蝦夷松とサイドバックのホンジュラスマホガニーの相性が良く、マホガニーらしい温かい音色が秀逸でした。
また、ダブルオーサイズということもあって、レスポンスが良く、自分の思い通りにギターが反応してくれます。
派手さはありませんが、素材と設計と作りの良さが揃った素晴らしいアコギだと思いました。
そして自分的に衝撃だったのが、Sakata Guitarsの「CW-28B」でした。
深く沈みこむ低音に、濁りのない美しい高音に思わず絶句。
以前から評判は聞いていましたが、マスターグレードのアディロン・トップと、プレミアムグレードのハカランダ・サイドバックを使って作られた坂田ギターが、これほどまで凄いとは。
今まで、ビンテージも含め、ハカランダのアコギは何本も弾いたことがありましたが、新品の状態でこれだけの音が出るものははじめてでした。
とその時、、、
店員さんが、まだ店頭に出していなかったハカランダの「00-28B」を私にそーっと手渡したんですよね。
というわけで、友人宅にはSUMI工房の「S-00MC」が、、、
そして私の家にはSakata Guitarsの「00-28B」があるというわけです。
いやー、試奏だけのつもりが、まさかハカランダを買うことになってしまうなんて。
やられました(笑)