スキップしてメイン コンテンツに移動

マホガニーに合うトップ材を考える。

アディロンダックスプルースの木目

アコギの音はトップ材で決まると言われます。

それだけに、、、

マホガニーの魅力を最大限に引き出すことのできるトップ材を選びたいですね。

毎度のことですが、マーティンのStyle 18を例にして考えてみたいと思います。



Style 18は、サイドバックにマホガニー、トップにスプルースの組み合わせです。

トップ材には、1945年までがアディロンダックスプルース、それ以降はシトカスプルースが使われています。

音の傾向としては、、、

シトカはスッキリとした端正な音色アディロンは太くて艶のある音色が特徴になります。

ここで代表的なトップ材の比重をチェックしてみましょう。

  • アディロン(0.32~0.35)
  • イングルマン(0.32~0.35)
  • レッドシーダー(0.36~0.40)
  • シトカ(0.41~0.45)
  • ジャーマン(0.41~0.45)

シトカに比べ、アディロンは軽いんですね。

この軽さが「レスポンスや鳴りの良さ」に繋がっているのでしょう。

つまり、、、

マホガニーの特徴のひとつであるレスポンスの良さを伸ばす組み合わせが「アディロン・マホ」なわけですね。

また、マホガニーの柔らかさの中に、アディロンの腰の強さや艶のある音色を加えることで、絶妙なサウンドが作られるわけです。

ちなみに、見方を変えると、、、

重い素材を鳴らすには、強い力が必要ですので、ハカランダやローズウッドのような音響特性の優れた素材の方が向いているわけですね。

そういえば、ジャーマンスプルースとマホガニーの組み合わせって見かけないですよね。



などと、アディロン好きな私ではありますが、シトカスプルースとの組み合わせも十分に魅力的だと考えています。

特に「ビンテージの枯れたシトカの音色」は堪らないものがあります。

ただ、シトカのビンテージも、決して安くはないですし、コンディションの良いものになかなか巡り合えないですからね。

とりあえず、音の良いマホガニーに触れてみたいのであれば、近年モノのアディロンをオススメしたいと思います。