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Martin OOO-18GE(2006年製) |
サイドバックですが、マーティン社のカタログでは「Genuine Mahogany」と記載されています。
直訳すると本物のマホガニーという意味ですね。
産地を明記しないのは、年々、規制が厳しくなる木材の輸出時の対策として、あえて産地をわかりにくくしているという説がありますね。
私がマホガニーを選ぶときは、木の密度を確認するのですが、材が枯渇している昨今において、ゴールデンエラシリーズは、なかなか良い材が使われていると思います。
ネックは「Select Hardwood」と記載されています。
サイドバックとは異なり、音への直接的な影響が少ないこともあってか、マーティン社は早々にマホガニーからその代替材に変更しています。
たしか、2005年頃のことだったと思います。
ただ、「Select Hardwood」と記載されていても、マホガニーネックのものは存在します。
ですので、こだわるのであれば、できるだけ初期ものを探された方が、マホガニーネックの確率が高いと考えています。
ただ、マホガニーであればよいというわけでもなく、品質の良い、密度の高い材の方が望ましいので、何にこだわるのか、ということになりますね。
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