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マホガニーのサイドバック |
アコギのサイドバック材には、マホガニーとローズウッドが多く使われています。
それぞれの音の傾向ですが、、、
マホガニーは、「軽くて軟らかい素材」です。
そのため、傾向としては「軽やかで暖かい音色」が特徴となります。
一方、ローズウッドは「重くて硬い」素材です。
音響特性に優れ、「深い低音と、煌びやかな高音」が特徴になります。
どちらを選ぶかは、好みの問題ですし、結局は、どのような音楽に演奏したいのかによるのですが、私のブログでは当然のことながら、マホガニーをお薦めします。
マホガニーの種類については、以前にも記事にしています。
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「赤い黄金:マホガニー」
現在手に入るものの中では「オオバマホガニー」が最高品質とされていますね。
特に、アコースティックギターの世界では、ホンジュラスで採られたオオバマホガニーを「ホンジュラスマホガニー」と呼んでブランド扱いしていますね。
ただ、マホガニーは、個体差の大きい素材ですので、木目だけで見分けることは難しく、とりあえず弾いてみないとわからないというのが正直なところです。
また、マホガニーは、経年による音色の変化も大きいです。
ブルースやラグタイムに合いそうな「枯れた音色」に変化するものもあれば、ソロ・ギターに使えそうな「甘くて官能的な音色」に変化するものもあります。
それだけに、じっくりと自分にあったマホガニーを探す必要があります。
それもまた、マホガニーの醍醐味だと考えています。