南澤先生の「ソロ・ギター」に感化されてはじめたこのブログですが、
私が心の師と仰いでいるのは、実は「打田十紀夫」さんなのです。
残念ながら、塾生ではないし、お会いしたいこともないのですが、
あのオヤジギャグもプロレスネタも含め、尊敬しています。
当然のことながら、難しすぎて演奏できない
打田先生の教則本やDVDもほとんど持っています。
そんな打田先生のライブに行ってきたというお話です。
昨年リリースされたアルバム「Between Two World」のツアーで、
ステファン・グロスマン氏との共演が見どころなのですが、
この日はゲストとして、大久保初夏さんが参加されていました。
ブルースあり、ラグタイムあり、笑いありの楽しい3時間を
過ごすことができました。
やはり、ホンジュラスマホガニーを使用した打田十紀夫モデル
「SC-123U」が気になりましたね(画像左)。
ジャイアント馬場さんの誕生日1月23日にちなんだというネーミングですが、
気になったのはもちろんそこではありません。
若いマホガニーらしい、軽やかでみずみずしい音色が印象的でした。
中低音が主張しておらず、カントリーブルースやラグタイムにあっていました。
透明感のある中高音域を活かしたギターソロは美しかったです。
ちなみに画面右はYokoyama Guitarsですね。
一方、ステファン氏は、トレードマークとも言えるフランクリンでしたね。
ローズウッドのモデルで、モデル名まではわからなかったのですが、
幅が広いジャンボモデルで、これもまた深くてダークで良い音色がしていました。