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限界まで削られたサドル |
昨年は念願だった、ヴィンテージのアディロントップの「Martin 00-18」を手に入れることができたのですが、ひとつ問題がありました。
それは、サドルの高さです。
画像を見て頂けるとわかるのですが、もうギリギリの低さまで、サドルが削られています。
一般的には、経年変化によってネックが起きてくると、サドルを削って弦高を調整していきます。
でも、これ以上削れないというところまで、サドルを下げてしまった場合、そこからさらにネックが起きてしまうと、ネックリセットが必要になります。
私の00-18の場合、弦高には問題はなかったのですが、これ以上、調整するにはネックリセットするしかない状態となっていました。
ネックリセットは、リペアマンの技術も重要ですし、お値段もかなりかかるので、できれば避けたいリペアです(自腹でやる場合は)。
ということもあって、いつもであれば購入は見送るコンディションだったんですよね。
でも、貴重なアディロントップということと、サドルが低いのにも関わらず、やけに鳴りがよかったことから、ポテンシャルの高さを感じたんですよね。
というわけで、思い切って、ネックリセットすることを前提で購入してみたのです。
そして、ネックリセットの際には、サドルも作り直すことになりますので、トータルとしてどのようにセッティングすべきかについても考えてみたいなと思います。
せっかく、プロのリペアマンに調整をお願いしますからね。
自分にあったセッティングとは何なのか、少し考えてみたいと思います。