レッド・ツェッペリンの「天国への階段」や「レインソング」そのものです。
あーだこーだ書かなくても、本当にあの音がします。
ですので、CDを聞いてもらった方が手っ取り早いです。
ただ、ギターそのものの音色というと、、、
正直、マーティンやギブソンのような明確な個性というものは感じられません。
それでもあのジミー・ペイジが、自分が表現したい音を求めて探し出したギターですからね。
このギターでしか出すことのできない、不思議な魅力があることは確かです。
この音色を、是非、自分の耳で、体で、感じて頂きたいところです。
そういえば、ジミー・ペイジと言えば、チープな独特な響きを求めて「Danelectro 3021」を発掘したことでも有名ですよね。
ダンエレクトロの場合は、DADGADチューニングとの相性の良さを見出したわけですが。
やはり、彼の音に対する感性、探求心は本当に凄いなぁと、改めて感心してしまいました。
ちなみにですが、、、
私の敬愛するブルースマン「Mance Lipscomb(マンス・リプスカム)」も同じソブリンのH1203というモデルを使用しています。
H1203は、マーティンで言うところのトリプルオーサイズにあたるので、ブルースやラグタイムといった音楽にはどハマりしますね。
でも、ラグタイムなどでミュートをしようとすると、このピンレスブリッジが邪魔をしてミュートできなかったりするのですが(笑)
彼の残した作品は、どれも1960年以降の録音ということもあり、良好な音質でカントリーブルースを楽しめるので、オススメです。