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「Martin OM-18 Authentic 1933」 |
エボニーロッドの素朴で明るいキャラクターがあまり好みではない私。
でも、最近、気になっているエボニーロッドがあるのです。
それは「OM-18 Authentic 1933」です。
オーセンティックというと、Tバーロッドの復刻というイメージがありますね。
でも、このギターにはエボニーロッドが使われているのです。
というのも、、、
オリジナルのOMが作られていたのは1930~33年ですからね。
まだ、エボニーロッドが使用されていた時期なのです。
新品のエボニーロッドはどのような音なのか、興味深いですよね。
というわけで、実際に試奏してきました。
軽やかで、ウッディ―な質感が素晴らしい!
そこに、いかにもマーティン!といった美しい倍音が乗ってきます。
ロッドが軽い分、サステインは弱くなってしまいますが、
明るいサウンドキャラクターとOMならではのエッジの強さが、とても魅力的です。
とりあえず、こちらのYouTubeを見て下さい。
↓↓↓
「OM-18 Authentic 1933」
いやー、新品でこの音には参りました。
今まで、
- D-18 Authentic 1937
- D-18 Authentic 1939
- 000-18 Authentic 1937
といったマホガニーのオーセンティックを試奏したことがありますが、ビンテージ感という意味ではこの「OM-18」が別格ですね。
きっと、軽量のエボニーロッドの特性が、ギター全体の振動効率をあげて、良い鳴りを引き出しているのだと思います。
これから年月を経ることで、この若いエボニーロッドがどのように成長していくのか、楽しみですね!