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アディロントップの「Sakata Guitars 00-28B」 |
1950~60年代のトップ材は、基本的にはシトカスプルースです。
そのため、アディロントップのギターは「稀に存在」するレアな存在なのです。
ただ、J-Guitarを丹念にチェックしていると、たま~にですが見かけることがあります。
当然のことながら、人気があるので、良い個体はすぐにHOLDされてしまうのですが。
その際、ちょっと気になっていたことがあります。
それは「やけに、スモールサイズが多いな」ということです。
そういえば。。。
昨年の夏に、坂田さんの工房にお邪魔した時のことを思い出しました。
過去記事
↓↓↓
坂田ギター(Sakata Guitars)
私がトップ材を選んでいた時のことです。
「ドレッドノート用になると、良い材は限られてくるんだよね」
と坂田さんが仰られていたんです。
どういう意味かというと、、、
良い材でも、板のサイズや木目の関係で、ドレッドノートを作るだけの面積をとれないことがある。
でも、OMやダブルオーといった小さいサイズであれば、少ない面積で済むので、良い材の選択肢が増える可能性がある。
ということです。
もしかすると、当時のマーティン社でも、ドレッドノートサイズで使える材は枯渇してしまったが、スモールサイズであれば、使えるアディロンが残っていたのではないかと。
この仮説が正しければ、スモールサイズ好きの私にはチャンスが広がります。
そして、1950~60年代以降であれば、値段も落ち着いてきますし、アディロントップであっても、通常のシトカスプルースに少しプレミアが付いた程度ですみます。
というわけで決めました。
1950~60年代のアディロン・マホを手に入れようと!