残念なことに、、、
マホガニー好きの私としては、ハカランダの木目を見ても全く感じるものはないのですが(笑)
一応、バックの画像もアップしておきます。
よくハカランダとローズウッドの違いが話題になりますが、実際のところはどうなのですかね。
個人的な見解としては、少なくとも弾き手にとっては、確実に違いは感じられると思います。
あえて違いを言うならば、、、
私なりの表現としては、雑味のなさとか、低音の沈み込む深さが違うと言ったりしますが、、、
こんな曖昧な表現でしか伝えられないくらいの差と言ってしまえば、それまでなのかもしれません。
もちろん、全く同じ仕様のローズウッドとハカランダの二本かあれば、弾き比べたり、聴き比べれば差異は見いだせるとは思いますよ。
でも、一本だけ聞いて材を当てるとか、ひっかけで、二本ともハカランダのギターを用意された場合に、そのことを正しく指摘できるのかと言うと、それは難しいのではないかと。
ましてや、録音された音を聞いただけで、その材を当てることは不可能ではないでしょうか。
ということもあり、、、
確実に差異はあるものの、これを差異と呼ぶかは個人の考え方次第かなと。
もちろん、生音で聞けば違いはわかるかもしれませんが、、、
むしろそれよりも、マーティンであれば年代ごとの音色の特徴であったり、ルシアものであればその個性の方が、ハカランダとローズウッドの違いよりも大きいと私は考えています。
つまり、使われている材が同じであれば、40年代も、50年代も、60年代も音が同じということはなく、それ以上に設計や作り方が違っていて、その差の方が材の個性を上回っているわけです。
となると、ハカランダとローズの差って一体何?とマホガニー好きは思ってしまうのですが。
ただ、間違いないことは、50年代のD-28は本当に素晴らしいということだけですかね。