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オススメの調湿グッズ「炭八」 |
前回は、アコギの保管場所の重要性について考えました。
でも、風通しが良くて、湿気もたまらず、エアコンの直風が当たらない場所、、、
正直、日本の住宅事情では無理ですよね。
そこで、私がどうしているかと言いますと、、、
もう諦めて「必ずハードケースにしまう」ことにしています。
きっと、なんだそれだけかよとか、面倒だと言われる方が多いですよね。
でも、絶対にしまうことをオススメします。
せめて、湿度の高い時期、乾燥した時期、冷暖房を使っている時期はしまって下さい。
というのも、ケースにしまうことで、不慮の事故を防止できるだけではなく、湿度をコントロールしやすくなるという利点があるからなんです。
でも、絶対にしまうことをオススメします。
せめて、湿度の高い時期、乾燥した時期、冷暖房を使っている時期はしまって下さい。
というのも、ケースにしまうことで、不慮の事故を防止できるだけではなく、湿度をコントロールしやすくなるという利点があるからなんです。
どういうことかと言うと、家や部屋全体の湿度をコントロールするのは難しいですが、ハードケースの中であれば、コントロールすべき範囲を小さくできますからね。
そして、コントロールすべき範囲を限定した上で、湿度調整グッズを活用するんです。
湿度調整グッズというと、アコギ用のものもありますが、私はホームセンターなどで売られている「木炭」を使うようにしています。
なぜならば、アコギ用とは言っても、それほど工夫があるわけでもなく、割高に感じられるからです。
また、木炭は自然の素材ですので、化学物質よりもギターの呼吸に近く、過度に乾燥させてしまう心配もないですからね。
ただ、木炭といっても、いろいろな種類があるんです。
例えば「白炭(備長炭)」は、着火しやすく使いやすいので、バーベキューや焼肉などで使われます。
「黒炭」は、火力が強く、火持ちが良いので、日本刀の火入れなどで使われたりします。
これらの原料は広葉樹なのですが、実は、除湿にはあまり向いていないそうです。
というのも、除湿では気孔の数がポイントになるのですが、広葉樹は気孔があまり多くないのです。
そこで登場するのが、私が愛用している「炭八」です。
あまり聞きなれない名前ですが、「炭八」は調湿専用に開発された木炭で、気孔の多い針葉樹を原料としています。
一般的には、建物の寿命を延ばすために、木造住宅の床下に敷き詰めたりするそうですね。
で、ギターの場合ですが、使い方は簡単で、ケースに入れておくだけです。
一般的には、建物の寿命を延ばすために、木造住宅の床下に敷き詰めたりするそうですね。
で、ギターの場合ですが、使い方は簡単で、ケースに入れておくだけです。
それだけで、湿気が多ければ吸収してくれますし、乾燥してくれば内部から湿気を放出してくれます。
しかも、日干しするだけで調湿力が回復するので、梅雨時の晴れ間に天日干しするだけで半永久的に使えてしまいます。
とてもエコで自然にも優しく、コストパフォーマンスも高いので、是非お試しください!
そしてハードケースも気密性の高いものだとベストですね。
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「アコースティックギターのケースについて考える。」
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