Traditional Seriesに付属するケースもカッコイイですね~ |
日本で出回り始めて2カ月くらいですかね。
いろいろなお店で
トラディショナルシリーズを試奏させて
頂けたこともあり、、、
そろそろ、私なりのまとめをしてみたいと
思います。
ビル・コリングス曰く、、、
「歳をとったからか、
ビル・コリングス曰く、、、
「歳をとったからか、
Waterlooの製作で古いギターについて
かなり学んだからか、
今は聴こうとするものが違う。
もうちょっと違う、
何かもっと暖かくて丸みのあるような
ものが出来るのではないか」
オフィシャルサイトからの引用ですが、
オフィシャルサイトからの引用ですが、
まさにこの言葉通りの仕上がりだと思います。
素晴らしいです!!!
究極の塗装とも言える
素晴らしいです!!!
究極の塗装とも言える
ヴァーニッシュフィニッシュを導入したり、
ヴィンテージサウンドの再現を
ヴィンテージサウンドの再現を
本気で狙ったWaterlooなど、、、
常にチャレンジを続けるコリングスですが、
今回のシリーズだけは『別格』かもしれません。
ヴィンテージサウンドの肝であるニカワ接着、
極薄のニトロセルロースラッカーフィニッシュ、
そして研究されつくした板厚とブレーシングなど。
コリングスならではの
基音の強さは残しつつも、、、
倍音豊かで太く柔らかいサウンドに
倍音豊かで太く柔らかいサウンドに
仕上がっています。
こういった音は、
こういった音は、
ハンドメイドのルシアーものでしか
味わえないと思っていたのですが、、、
大間違いでした。
もちろん、ルシアーの感性というのは
大切な要素なのでしょうが、、、
研究開発に費やせる資金力や、
研究開発に費やせる資金力や、
製造本数に裏打ちされたノウハウや
詳細なデータの収集など、、、
個人のルシアーでは
個人のルシアーでは
到達することのできない
ファクトリーならではの強みが
活かされています。
音色ということだけで言えば、
音色ということだけで言えば、
本家のマーティンと比較しても、
その差は歴然です。
ただ問題はその価格。
ルシアーものよりも高い価格設定というのは
ルシアーものよりも高い価格設定というのは
なかなか厳しいものがありますね。
<本体価格>
<オプション>
ちなみに、オプションにあるTorrefiedとは、
<本体価格>
- D1T :税抜¥790,000
- OM1T :税抜¥790,000
- D2HT :税抜¥820,000
- OM2HT:税抜¥820,000
<オプション>
- Torrefied(Baked) Sitka Spruce Top : No Charge
- Adirondack Spruce Top : 税抜¥185,000 up
- Torrefied Adirondack Spruce Top : 税抜¥185,000 up
ちなみに、オプションにあるTorrefiedとは、
高温と高圧で木材を人工的に熟成させる技術で、
マーティンでいうVTS※のこと。
(※ヴィンテージ・トーン・システム)
(※ヴィンテージ・トーン・システム)
古材化処理などといって、建築資材としての
研究がすすめられていた技術だそうです。
個人的な感想としては、新品としては
個人的な感想としては、新品としては
確かにヴィンテージ感は出てきます。
でも、リアル・ヴィンテージを使っている
でも、リアル・ヴィンテージを使っている
人からすると、ちょっともの足りなさを
感じてしまうかもしれませんね。
まぁ、これは好みの問題ですので、
まぁ、これは好みの問題ですので、
実際に試されてみるのが良いと思います。
Youtubeなどでもかなりの動画が
アップされているので参考にして頂きたい
ところですが、、、
圧縮音源では捉えきれない
圧縮音源では捉えきれない
アコースティックな空気感こそが
トラディショナルシリーズの魅力だと
思いますので、、、
是非、生音を体感して頂きたいと思います。
ただ、自分好みのアディロントップにしたら、
是非、生音を体感して頂きたいと思います。
ただ、自分好みのアディロントップにしたら、
ほぼ100万円ですからねー。
しかもトランプショック以来、為替も円安に
しかもトランプショック以来、為替も円安に
向かっていて、そのうちまた値上げがある
でしょうからね。
欲しいけど、難しい。。。
欲しいけど、難しい。。。