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アコースティックギターの弦について考える②


いや、悪気はないんですよ。

基本的にこのブログではわざわざネガティブなことは書かない方針ですし。

でも、無理にマニアックにこだわることを良しとする傾向がどうも私の性にあわなくて。。。

というわけで、自分的には微妙に感じているこのデジマート地下実験室「アコギ弦の種類によって音と演奏性はどう変わるのか?」を取り上げてみたいと思います。

前回、同じデジマートの「斎藤誠さんによる4種類のマーティン弦の徹底比較」を絶賛していたのですが、ほぼ同じような企画であるのにも関わらず、こちらの企画に対してはちょっと辛口だったりするんですよね。

なぜそう感じているのかはおいおい書いていきますが、弦の比較にあまり意味がないと感じている私の持論をうまく表現してくれている企画だなと。

ということもあって、あえてご紹介したいなと思った次第です。



今回の検証方法もいたってシンプルですね。

・弦を交換する
・弦を伸ばしたりして、チューニングを安定させる
・試奏フレーズを弾く

たったこれだけです。

1セット、30分前後の検証時間とのことなので、張りたての音質を比較しているということですね。

で、早速ですが、いくつか気になる点があります。

  • 1964年製のGIBSON J-50で比較していること(音質差のでにくいアジャスタブルサドル)
  • 同じライトゲージでも、メーカーによって太さが違うこと
  • ピックアップとマイクのブレンドで音を比較していること(ピックアップ通したら差がわかりにくいですよね)
  • 試奏がローポジションに偏った演奏になっていること
  • 比較している弦の種類が多く、その違いをいろいろな言葉で表現しているので、読み手が相対的に弦を評価できない

大人気ない突っ込みばかりで本当に申し訳ないです。

確かに推奨どおりにヘッドフォンで音を聴き比べれば違いはわかりますが、、、

その程度の差しか感じられないことも事実なわけで。

そして、こういった動画を見ていると、音色の違いよりも、音量の違いばかりに耳がいってしまうんですよね。

もちろん、実際の生音では(少なくとも弾き手には)音質の違いというのは大きく感じられるのですが、実際に録音した音を聴くとこの程度の差なんですよね。



ということもあって私的には、、、

ある程度の品質の弦を使っているのであれば、弦の種類にマニアックにこだわりすぎるよりも、弦の鮮度を気にした方がいいんじゃないかと考えています。

特に、管理の悪いお店や、あまり売れてなさそうなお店、ワゴンセールの弦などは、買った時点で劣化してるものもありますよね。

また、買いだめをしていると、それだけで湿気を吸って弦が錆びてしまうことも多々あります。

まさか、弦の種類にはこだわっているのに、最初から劣化した弦を使ったりしていないですよね?

とか、弦の種類以前に、交換の頻度とかどういう風に考えてますか?とか、いろいろ気になることがあったりします。

そういった管理ができている前提で「どの弦を選ぶのか」なんじゃないかと思うわけです。



そして、こういった製品レビューの限界点でもあると思うのですが、、、

差の少ない製品を比較する場合、対象を増やせば増やすほど、どうしてもその違いがわかりにくくなったり、焦点がぼやけてしまうと思うんですよね。

その記事を書いている人がこだわっているポイントが明確になっていればいいのですが。。。

とは言っても、私が使っているのも「Martin SP」、「John Pearse」、最近話題の「ピラミッド弦」なので、こだわっていると言われればそうなのかもしれませんが(笑)

もちろん私的には、定番のダダリオでも何も問題ありませんよ。

【実験テーマ】弦の種類によってアコギの音と演奏性はどう変わるのか?