このMartin D-18GE、私がこのブログをはじめるきっかけとなった一本ではあるのですが、実はマホガニー図鑑として紹介してないんですよね。 この『図鑑』の企画は、私が自信を持っておすすめできる一本を紹介するというものなので、D-18GEは紹介されてしかるべき名器ではあるんですが。 でも当時の私はまだ紹介すべきではないと考えたんですよね。 それは『あまりにもパワーがありすぎる点』と、当時の私のピッキングでは『制御の難しいギター』だったためです。 もうD-28はいらない、なんて言われる方もいるくらい音量と低音が出るD-18GEなのですが、逆にコードストロークやブルーグラス的な使い方以外では低音過多になってしまいました。 特に指向性のあるマイクで録音すると、とにかく低音が目立ってしまい、バランスが悪く感じられました。 当時の私は、弾いた時の感覚も大事だけど、録音した時の聞こえ方も重要だと考えていたので、その辺がまだ自信をもっておすすめできないと考えたわけです。 もちろん、弾いている体感的には間違いなくいい音なので満足度は高いですよ。でも、当時の私はうまく弾きこなせるようになったら紹介しようと考えたんですよね。 うーん、当時、初心者だった割には、深い判断をしていたなと我ながら思います笑 でもそうなる前に他のギターとの出会いがあり、結局手放すことになってしまったんですけどね。 それは友人所有のOM-18GEと、後に購入することになる000-18GEとの出会いなのですが。 そのあたりはおいおい語るとして、次回は、D-18GEの魅力でもあり、当時の私は欠点とも捉えた鳴り(低音&音量)について深掘りしたいと思います。
手放したギターを振り返るシリーズの第二弾は、Martin D-18GEです。 前回のおさらいになりますが、当時、Martin 000-28ECを愛用していたわけですが、ひょんなことからこのD-18GEと出会い、衝動買いしてしまったんですよね。 それまで使っていた000-28ECも良いギターだったのですが、あのVシェイプのネックと元起きによる不具合により、とにかく弾きにくくて。。。 また当時はフィンガースタイルではなく、弾き語りを中心に演奏していたので、素直にギブソン買っておけばよかったなとずっと後悔していたんですよね。 そこに現れたのがこの『Martin D-18GE』でした。 当時の私の知識・経験値だと、マーティンといえばD-28でしょというのもあったので、サイドバックにマホガニーが使われているD-18は想定外だったんですよね。 で、そのお店にたまたま中古があったのと、友人のススメでD-18GEが評判いいよと聞かされたこともあり、とりあえず試奏してみたわけです。 それほど期待するわけでもなくいつものコードストロークをした瞬間、 私に衝撃が走ります。 『なんだこの鳴りは』と。 購入後に 色々調べて学ぶことになるのですが、どうやらゴールデンエラシリーズで使われているアディロンダック・スプールとマホガニーの組み合わせがとにかく『神』レベルの組み合わせだったわけですね。 とにかく弾き手に感じられるあの満足感(幸福感)が凄まじいものがあり、 当時の私は本当に衝撃を受けてしまい、これだけで参ってしまったわけです。 今にして思えば、それまで愛用していたのがクラプトン・モデルのトリプルオー・サイズだったこともあり、ドレッドノートとのボディサイズの違いもあって余計に差を感じてしまったこともあるのですが。 さらには、クラプトンのアンプラグド風の指引きをしても、十分に使える反応の良さ。 これは基音がしっかりしていて、短音だけでも成立しうる説得力のある音だからですね。 それでいて、マホガニーらしい和音のまとまり感もあって弾き語りにも合うと感じました。 これは買うしかないと即決して、000-28ECを下取りに出して持ち帰ることになったわけです。 今でも良いギターだと思うD-18GEではありますが、その後色々あって手放すことになります。 またこのギターに関しては、記念すべき私の初...