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マホガニーのすすめ、過去10年間の所有ギターを振り返る①

なかなか難儀してしまったのですが、自分的にはギブソンについても一区切りがついたかなというところで、、、 ブログをはじめて10年を超えたこともあり、そろそろ過去に所有したギターの振り返りをしたら面白い時期かなと思いました。 売ったり買ったりを繰り返して、色々なギターを所有してきましたが、自分に合わなかったもの、手放さなきゃよかったなと思うものなど様々です。 経験を積んだことで、理解がより深まった部分や、考えが変わったことなどもあると思いますので、今回のレビューではその変化を中心に語っていければ良いかなと考えています。 私のマーティンの歴史としては000-28ECを手に入れたところから始まるわけですが、ブログとしてはD-18GEを手に入れたところが起点となります。 そんな私のギター遍歴は以下となります。 Martin 000-28EC (2002) Martin D-18GE (2004) Martin 000-18GE (2006) Martin 0-17 (1935) Yamaha FG-180 (1968) Sakata 00-28B (2015) Sakata 00-18C (2015) Martin 00-18 (1938) Merrill 00-18 (2016) Martin 00-18 (1953) Gibson L-00 (1935) Harmony Sovereign H1260 (196?) Martin D-18 (1937) Martin D-18 (1953) Randy Lucas D-18 (200?) Martin D-28 (1958) Martin D-41 (1971) Martin 2-17 (1927) Martin 0-28 (1897) Martin 00-42 (1927) Linda Manzer (1977) Martin 000-18 (1938) Martin 000-28 (1938) Collings OM-2HT (2016) Collings OM-1HT (2019) Collings OM-1A (2021) Gibson J-50 (1962) Olson SJ (1997) Yamaha FG-180 (1972) Martin D-45 CTM (2014) 全部で30本。いやー、バカみたいに買...
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そろそろギブソンでも語りますか。(最終回:やっぱり、ギブソン)

  アコースティックギターマガジンで「やっぱり、ギブソン」と言う特集が組まれていましたね。 1926年にギブソン初のフラットトップ・ギターであるL-1が発売されてから100周年にちなんだ特集だそうです。 主だった内容としては、ギブソンを愛用した伝説的なアーティストの記事や、国内愛用者とっておきの一本、6名の楽器店員が綴る"忘れ得ぬ、あのギブソン"といったところでした。 ただ、、、この特集を読むことで前々から感じていた違和感がまた大きくなってしまったんですよね。 その違和感とは何か。それは、、、 「プロのギタリストは、意外と60年代のギブソンを使っている人が多い」ということです。 正しいかどうかは別として、アコギマニアの世界では、古ければ古いほど音が良く、ヴィンテージギターとしての価値も高いとする風潮があると思います。 それだけにプロの世界ではなぜ、60年代の利用者が多いのかなと疑問に思っていたわけです。 もちろん、そういったプロの方々がリアルタイムでその年代のギターを購入し、そのまま使い続けているケースもあるとは思いますが、その後、いくらでも買い替えるチャンスはあったわけで。 やはり使い続けるには、使い続けるなりの理由があると思うんですよね。 それが私なりにギブソンについて検討に検討を重ね、至った結論と繋がるんじゃないかと思ったんですよね。 私が思うギブソンらしさとは、、、 ①弾いていて「これがギブソンだぁー」という高揚感が感じられること→これは完全な主観なので無視します ②バンドの中で音が埋もれない(アコギとして一番魅力的な周波数に音がフォーカスされている) ③弾き語りにおけるヴォーカルとの相性(ボーカルと周波数がぶつからない、打ち消し合わない) だと思うんですよね。 なので、プロの方が60年代のギブソンに求めているものも②③だったりするんじゃないかなと。 例えば戦前や40年代のモノは、確かに素晴らしいギターではあるけど、いわゆるギブソンらしさ以外の部分にも魅力が多く、逆にギブソンらしさが際立たないのではないか(特にマイク録りした場合)、とか。 50年代もアコースティックギター単体としてはとても魅力的だけど、低音も豊かで鳴りが良い分マイク録りが難しかったり、バンドの中での利用としてはオーバースペック(音が被る、打ち消しあう)な部分もあるのかなと...

そろそろギブソンでも語りますか。(その⑩:ゴトーのペグが使われた1960年代後期仕様)

  最後に少しだけ1960年代後半のギブソンに触れておきたいと思います。 生音で弾くと鳴りが弱く感じられる1960年代後半のナローネック仕様のギブソンではありますが、むしろそれが逆に録音に向いていて、実用的ではないかと私は考えています。 とは言え、戦前モノや1950年代モノと比べると、アコースティックギターの性能としてどうしても見劣りしてしまう感は否めませんよね(勝ち負けではないのですが) 1960年代後半であれば金額的にもギブソンヴィンテージの中では安く済ませられると思いつつも、もうちょい推しポイントがあればいいのになと思う方もいるはず。 そこで、私からの提案です。日本が世界に誇るゴトーのペグが標準搭載されたギブソンはいかがでしょうか。 ギブソンというとビジュアル的にも三連のクルーソンペグに限るという人もいらっしゃるとは思いますが、最初から信頼のゴトーのペグがついているなんて、プレイヤー視点では魅力的だと思いませんか? 1967年前後のJ-45やスモールボディのギターなどで見られる仕様ですが、個人的にはなかなかレアな印象です。 肝心の音色ですが、軽いクルーソン三連と比べて質量があることからか、ギブソン的な音の暴れは減り、多少お行儀が良くなる印象です。 画像は友人のJ-45(1967年製)ですが、この時期は塗装も変わっていて、チェリーサンバーストが退色せずに綺麗に残っているのも魅力と考えています。 ギブソンは音が大きければ良い、鳴れば鳴るほどいい、というだけでもないと思うので、いつかギブソンを持ちたいと思っている方は1960年代後半のギブソンもちゃんと個性があるので視野に入れていいんじゃないかなと思っています。

Best Buy 2025!! 昨年買ってよかったもの③「Strymon PCHの活用方法」

  年明けから、信じられないくらいの忙しさで、すっかり更新できないでいました。 懲りずに、Best Buyシリーズを続けますが、今回は「Strymon PCH」の使いこなし方について話していこうと思います。 まずはイレギュラーなオーディオ用途としての使い方から。 前回の記事で「楽器用として設計された機材ならではの使いにくさ」があると書きましたが、、、 それは、『PCH』へのインプットが、標準プラグ(ストレートケーブル、シールド用というとわかりやすいですかね)ということが理由です。 つまり、オーディオ機器と繋ごうとすると、一般的に使われているアンバランス接続のRCAやバランス接続のXLRでは接続できないということです。 じゃあどうやって繋げるのかと言うと、何らかの変換コネクタを使うか、RCAとフォノケーブルが組み合わさったものが必要になります。 画像は私はネットショップでオーダーしたものになります。リンクは こちら まぁ、そんなに難しい話ではないのですが、ちょっと面倒ですよね。 でも、この点だけ気をつければもうスタジオコンソール品質のヘッドホンアンプを自由に使えるわけです。 十分使えると思いませんか? と、今まではオーディオ用途としてのイレギュラーな使い方のご紹介でしたが、本来の楽器用途として使う場合、どのように使うのがいいのかにも触れておきましょう。 これはズバリ「流行りのアンプシミュレータと繋ぐべし」です。 例えば人気のUniversal AudioのUAFXシリーズを例に挙げてみましょう。 Fender Deluxe Reverbを再現したDream '65や、Vox AC30を再現したRuby '63、マーシャルのプレキシサウンドを再現したLion '68、最近だとダンブルサウンドを再現したEnigmatic '82など人気の製品がいろいろ出ていますよね。 でも、唯一の欠点と言われているのがヘッドホン端子がないことだと言われていました。 せっかくアンプシミュレータで、ラインレベルで音が出力できるのに、そのままではヘッドホンでモニタリングできない。 コンソールやミキサーを別途用意すれば使えるけど、それも面倒だし、お金がかかって大変だなぁと。 また、アンプシミュレータにヘッドホン端子が付いていたとしても、オマケみたいなプアなものだっ...

Best Buy 2025!! 今年買ってよかったもの②「Strymon PCH」

  普通、この手の企画だとアフィリエイト稼ぎのために色んな商品を紹介するものですが、、、 私の場合は、アフィリエイトリンクを貼ることもなく、皆様が興味を持たれていないであろう製品をただひたすら紹介していきます笑 で、本題です。 PCH の何が凄いのか。 そのことを語る前に、まず言っておかないといけないことがあります。 それは、ヘッドホンアンプはヘッドホンの性能を引き出すために使うものだということです。 これを使ったからといって、急に艶やかな音色を奏でるわけでもないし、今まで聞こえなかった音が突然聞こえてくるわけでもない。 純粋にヘッドホンの能力を引き出す、その役割に尽きるわけです。 で、そうなると私が使っているヘッドホンは何かという話になりますが、それは『 Sony MDR-MV1 』になります。 ソニーからの開放型モニターヘッドホンということで、少し前に話題になりましたよね。 私はソニー信者ということでもないですが、これなら大丈夫でしょうという安牌のヘッドホンを選んだ次第です。 ちなみに、ヘッドホンのように細分化され過ぎた市場の製品の場合は、あまりこだわり過ぎず、定番製品を選ぶようにしています。 これは私のアコギ選びでも通じるものがあるかもしれませんね。そんな些細なことにこだわってもって思えてしまうんですよね。結局は使い方次第なので。 で、今までもこのヘッドホンを愛用していたんですが、正直、ソニーだからこんな程度のものかと諦めていたんですよね。 それがPCHを通してみたらびっくり! ソニーの「これはヘッドホンじゃない、スタジオだ」というイマイチなキャッチフレーズがその文字通りに感じられる素晴らしい音。 これがヘッドホンを褒めるべきか、ヘッドホンアンプ『PCH』を褒めるべきか難しいところですが、この両者の相性というのもあるんでしょうね。 と、ここまできたところでようやく『スタジオコンソール級のヘッドホンアンプ』というPCHの売り文句と繋がってくるわけです。 スタジオコンソール級というわかるようで、よくわからない表現なのですが、この両者の組み合わせると、あぁ、そういうことを言いたかったのかというまさにその音がするわけです。 本当にリアルな音で、これぞ真のモニターライク、コンソールサウンド、是非皆さんにも体験していただきたいハイレベルな音です。 また、我々のよう...